貧困の連鎖は断ち切れるのか~現状からの脱却のために~
No.3382018年6月01日発行
特 集
貧困の連鎖は断ち切れるのか~現状からの脱却のために~
巻頭言
NPO法施行20年
報 告
賃金改善の動きが続く ―家計消費は現状・見通しともに上昇―
第35回連合総研「勤労者短観」調査結果の概要(2018年4月実施)
視点
〈特集解題〉7人に1人の子どもが貧困状態という現状から脱却するためには
特集1
子どもの貧困の現状 〜子どもを取り巻く環境は改善したのか〜
鳫 咲子(跡見学園女子大学教授)
特集2
シングルペアレント世帯の貧困とその背景
大石 亜希子(千葉大学大学院社会科学研究院教授)
特集3
スウェーデンにみる貧困の連鎖を断ち切るための政府の役割
伊集 守直(横浜国立大学大学院国際社会科学研究院教授)
特集4
「新しい経済政策パッケージ」における政府の貧困対策と連合の考え方
小熊 栄(連合 総合政策局 社会政策局長)
九段南だより
情報発信と人的ネットワークの構築~2つの活動~
最近の書棚から
弥永真生・宍戸常寿 編 『ロボット・AIと法』
今月のデータ
●独立行政法人日本学生支援機構
奨学金の返還者に関する属性調査結果」(平成20年度~28年度)
●内閣府 平成29 年版 少子化社会対策白書
変わりつつある奨学金制度、それでも約半数の学生が受給
延滞者の約51%が年収200万円未満