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セミナーの開催報告

第5回連合総研セミナーを開催-格差是正に向けて議論

2020年2月 7日

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 連合総研は2020年2月7日、連合構成組織、地方連合会、連合本部関係者43名の出席のもと第5回連合総研セミナーを開催しました。
 講師に中央大学経済学部教授・鬼丸朋子氏を招き、「付加価値の分配が適正に行われるために-格差是正に向けた課題」と題して講演をいただきました。
 講演では、「近年の好況で多くの大企業や株主への配分は多いが、働く人々、中小企業、地域・社会への配分はどうか」という問題提起の中、生活者視点にたった「一人前の労働者」という定義の再考、ワークルールによる制約を前提とした生産性向上策を講じる必要性、そして付加価値の適正配分に向け、会社が分社化・ホールディング化する中にあって、働くときが「One Team」であれば、当然、配分もサプライチェーンの「One Team」として格差是正に向けて取り組んでいく必要性が強調されました。
 質疑では、労働組合が持つデータを活用した情報発信の重要性やAI・IoTなどの技術革新に伴う働き方や生産性向上の課題について議論がされました。

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