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シンポジウムの開催報告

シンポジウム「共に支え合う連帯社会の構築をめざして」を開催

2023年11月30日

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 1127日、連合総研・中央労福協・教育文化協会の共催により、シンポジウム「共に支え合う連帯社会の構築をめざして」をオンラインにて開催しました。労働組合、労福協、労働者自主福祉事業団体などから約180名の参加をいただきました。

 このシンポジウムは、連合総研・中央労福協・教育文化協会による共同研究「地域コミュニティの一翼を担う労働者自主福祉運動の人材育成等に関する調査研究」の成果としてまとめた報告書『共に支え合う連帯社会の構築をめざして』を素材にしています。

 はじめに、神津里季生・連合総研理事長から開会挨拶を述べた後、中村圭介・東京大学名誉教授(本研究委員会主査)から「結節点としての労働者福祉協議会」と題して基調講演をいただきました。中村氏は、メンバーシップ以外の人びとに向けて支援を行う「他助」という概念や労福協の多様性などについて言及しました。

 その後、麻生裕子・連合総研主任研究員から、地方労福協の組織と活動に関するアンケート調査について、福間三郎・島根県労福協参与から、島根県労福協における他助活動の事例について報告しました。

 続いて、伊丹謙太郎・法政大学大学院連帯社会インスティテュート教授によるコーディネートのもと、パネルディスカッションを行いました。上述の講演者・報告者にくわえ、山口郁子・全国労働金庫協会政策調査部長、渡辺秀子・こくみん共済coop常務執行役員、角山雅典・連合静岡会長にパネリストとして登壇いただきました。

 今回の講演・報告および報告書が示す方向性について、どのような感想をもったか、これからの連帯社会を支える担い手像をどのようにイメージし、どのようにつくろうとしているかをテーマに、各組織の現状や課題、具体的事例なども交えながら議論しました。

 パネルディスカッションの終わりには、これまでにない趣向として、各パネリストが参加者に持ち帰っていただきたいワンフレーズをフリップに記入し、掲げました。

 最後に、南部美智代・中央労福協事務局長から閉会挨拶をいただき、シンポジウムを終了しました。

資料1:中村圭介氏講演資料.pdf

資料2:麻生裕子氏報告資料.pdf

資料3:福間三郎氏報告資料.pdf

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