連合総研

　この度、「労働力人口減少下における持続可能な経済社会と働き方(公正配分と多様性)に関する調査研究委員会」の成果が報告書としてまとまりました。昨今、賃金の引き上げが重要課題となっていますが、そのためには生産性の向上が不可欠です。この研究委員会では「個別労使における労使協議」に注目し、労働組合へのアンケート調査とインタビューから労使協議の実態や生産性向上を進めるにあたっての労働組合の考え方を調査分析し、企業労使における生産性向上と公正分配に向けた課題と展望についてまとめました。

　そこで、本委員会にご参加いただいた独立行政法人 労働政策研究・研修機構理事長 藤村博之氏、学習院大学経済学部教授 宮川努氏、法政大学経営大学院イノベーション・マネジメント研究科教授 山田久氏、立正大学経済学部教授 戎野淑子氏、連合本部総合政策推進局長 冨田珠代氏、全国労働組合生産性会議 事務局長 桑原敬行氏を講師にお招きし、「公正な分配と生産性向上に向けた労使の取り組み」シンポジウムを以下のとおり開催いたします。

　ご多用のことと拝察いたしますが、多くの皆様にぜひご参加いただきたく、ご案内申し上げます。職場の皆様にも広くお声かけ下されば幸甚に存じます。

１．テーマ　公正な分配と生産性向上に向けた労使の取り組み
-「労働力人口減少下における持続可能な経済社会と働き方(公正配分と多様性)
に関する調査研究報告書」を踏まえて-」

２．日　時　　２０２３年４月１７日（月）15:00～17:00
セミナーへは、10分前から入室可能となります。

３．オンライン開催　　ZOOM ウェビナーでの開催となります。

４．プログラム
　(1)研究委員会概要報告
独立行政法人　労働政策研究・研修機構理事長　　藤村　博之氏
(労働力人口減少下における経済社会と働き方（公正配分と多様性）に関する調査研究委員会主査)

(2)生産性について
「日本の生産性向上と取り組むべき課題について」（仮題）
　学習院大学経済学部教授　宮川　努氏

(3)研究委員からの報告
　①「技術革新への労使の対応と成長・分配両立への課題」（仮題）
　　　　　　　法政大学経営大学院イノベーション・マネジメント研究科教授　山田　久氏
　②「生産性向上と労使協議」（仮題）
　　　　　　　立正大学経済学部教授　戎野　淑子氏
　③「コロナ禍における労使コミュニケーションの現状と課題」(仮題)
　　　　　　　独立行政法人　労働政策研究・研修機構理事長　　藤村　博之氏
　④「生産性三原則と労働組合の取り組み」（仮題）
　　　　　　　連合本部　総合政策推進局長　冨田　珠代氏

(4)研究委員会報告を受けて
　　「生産性向上に向けて労働組合はどう取り組むか」(仮題)
　　　　　　　全国労働組合生産性会議　事務局長　桑原　敬行氏

＊質疑応答・討論

　　まとめ

５．参加登録　下記の申込ページよりご登録ください。定員に達した時点で締め切ります。
　　　　　　　https://us06web.zoom.us/webinar/register/WN_T7WuT6pnSwqJtSM3IkXWEw

連合総研ホームページ https://www.rengo-soken.or.jp/
関連資料については、別途ご連絡いたします。
尚、連合総研「労働力人口減少下における持続可能な経済社会と働き方(公正配分と多様性)
に関する調査研究報告書」については、右記よりダウンロードできます。
https://www.rengo-soken.or.jp/work/2023/02/210900.html

尚、今後も調査研究の成果を踏まえたシンポジウムを開催する予定です。詳細が決まり次第、ご案内をいたしますので、ぜひご参加くださいますようお願い申し上げます。

〈お問い合わせ〉
公益財団法人　連合総合生活開発研究所　（担当：石黒・松岡）
電　話：　０３（５２１０）０８５１
i-ishiguro@rengo-soken.or.jp（石黒）
k-matsuoka@rengo-soken.or.jp（松岡）

＊参考　全国労働組合生産性会議（全労生）とは、

http://zenrousei.org/%e5%85%a8%e5%8a%b4%e7%94%9f%e3%81%a8%e3%81%af/