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今年度の
調査研究

今年度の調査研究

非正規で雇用される労働者の働き方・意識に関する実態調査と労働組合の役割 に関する調査研究

 連合総研は、2015年、2016年に「非正規労働者の働き方・意識に関する実態調査」を実施し生活実態を明らかにしてきた。今日、新型コロナウイルス感染拡大の中、実際、仕事に就いておらず、求職活動も行っていない人(非労働力人口)が、女性・非正規を中心に増加した。また、連合総研が2021年4月に実施した第41回勤労者短観の調査結果をみると、1年前と比較して預金等が減った・もしくは蓄えが無いと回答した割合は、男女正社員は28%前後であったが、非正社員は男女とも46%にのぼっている。また、過去1年間の世帯収支が赤字の割合では、主生計支持者のうち、非正社員は50%弱となり、前年の40%弱に比べても大幅に増え、正社員と非正社員の間の格差の拡大がみられるなど、厳しい傾向が窺える。更に、連合総研が実施した「『人生100年時代』長寿社会における新たな生き方・暮らし方に関する調査研究報告書」においても、非正社員の将来不安が顕著となっている。このように非正規で働く労働者に対して、雇用や生活など様々な問題が集中して生じていることから、雇用や生活、意識調査を実施し、今後の課題などについて明らかにしていく。なお、検討の中で、労働組合の役割についても議論を行う。

研究期間

2021 年10 月~2023年9 月

委員構成


研究会委員
   森 ます美(昭和女子大学 名誉教授) *座長
   本田 一成(武庫川女子大学経営学部 教授)
   上田 真理(東洋大学法学部 教授)
   緒方 桂子(南山大学法学部 教授)
   南雲 智映(東海学園大学経営学部 教授)
   久保 啓子(連合 フェアワーク推進センター局長)
   岩城 みのり(連合 フェアワーク推進センター部員)*オブザーバー


事務局
   市川 正樹(所長)
   新谷 信幸(事務局長)
   平川 則男(副所長)
   石黒 生子(主幹研究員)
   石川 茉莉(研究員)*主担当

その他今年度の研究報告

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